仕事をしていると、ふとした瞬間に「自分は会社の歯車になってるだけなんじゃ…」そう感じることはありませんか?
社会人になってから、誰しも一度は考えることではないでしょうか。
毎日、同じように出勤して、同じ仕事をこなして…こんな日々を繰り返していると考えてしまっても仕方ありませんよね。
しかし、歯車になるというのは悪いことなのでしょうか?
イメージとして「会社の歯車」と聞くと良いように感じる方はいないと思います。
今回は本当に会社の歯車になることはダメなのか、考え方次第で変わるのでは、というところを掘り下げていきます。
目次(もくじ)
歯車になることはだめではない
歯車=だめなこと
こんなイメージがありませんか?
世間一般的に、「社会や会社の歯車」という言葉は悪いこと、ただ使われているだけというイメージがついています。
漠然と「自分は所詮、会社の歯車なんだ…」とか「歯車にはなりたくない!」と考えている人は多いです。
しかし、本当にそうでしょうか?
歯車に対して良い考え方があるということも紹介していきます。
歯車がないと会社は動かない
歯車がないと会社全体がまともに機能しません。
これは社会という大きな形で見ても同じことで、歯車は絶対に必要なのです。
たとえ毎日が同じ作業でも、単純作業でも1人1人がいなければ会社は機能しなくなってしまいます。
実際に現場で作業をする人がいなければ会社の利益はでませんし、営業マンがいなければ会社は新しい仕事も獲得できず衰退していってしまいます。
どんな仕事でも上層部だけでは利益を生み出しませんし、歯車になる人がいなければ会社は存続できないのです。
捉え方は自分次第
自分が歯車なのかどうかは人それぞれ感じ方や考え方が違います。
しかし、「自分は歯車だからいてもいなくても同じ」と考える人と「自分が歯車になって会社を回してやる!」という人では今後の会社に必要な人材になるかどうか、かなり変わってきます。
「歯車になって会社を回す」という人であれば仕事に対しても本気で挑んでいます。
そうなると今後はどんどん昇進していき、次第に多くの人が感じている歯車からは離れていくのです。
一方、「自分は歯車だからいてもいなくても同じ」と考えている人はどうなっていくと思いますか?
歯車の段階で諦めてしまっているわけですから、仕事に対するやる気も上昇思考もなくしてしまっています。
こんな状態で仕事をしていても上司や周りは認めてくれませんし、結果として歯車を続けるということになりかねません。
歯車という言葉の捉え方一つで全くの逆方向に人生が進んでしまうこともあり得るのです。
歯車が嫌なら上を目指す
歯車になっているのが嫌ならば上を目指せばいいんです。
先ほど紹介した通り、現状で諦めていると一生歯車かもしれません。
もし、今の現状が嫌という気持ちがあるのならば上を目指しましょう。
上を目指すのにもいくつか道があります。
今の会社で役職を目指す
一番、簡単に歯車を抜け出す方法です。
今、働いている会社でとにかく仕事を頑張って役職に上がれるように努力しましょう。
やはり、上司からみても諦めている人と努力している人は見て分かります。
昇進は当然、努力している人の方が声がかかりやすいのは当然です。
全員が見てくれていなくても、少数の上司が見ていてくれれば社内での評価は上がりますし、役職者を決める時に名前が上がりやすくなります。
歯車が嫌なら昇進して、回す側になりましょう。
転職して本気で取り組む
例えば今の仕事を続けても役職に就ける可能性が低いことを知ってしまっている場合などは転職も視野に入れてみてください。
私の周りでも新卒で入社した会社で限界を感じて転職し、役職に就いた人もいます。
今の会社で努力する気持ちになれなかったり限界を感じているのであれば、転職して新たにスタートしてみてはどうでしょうか。
独立して回す側になる
極論ですが、歯車が嫌なら独立して自分で会社を立ち上げるのも一つの方法です。
独立や起業と聞くとかなりハードルが高いイメージですし、実際に独立しても全てが上手くいくとはかぎりません。
しかし、いきなり法人を設立しなくても最初は副業で始めて上手く動き始めたら独立でも良いと思います。
もちろん副業として動く間は本業以外の時間を使うことになるためしんどいです。
ただ、独立という目標を持って動くことで頑張れたり、力がみなぎることもあります。
現状に満足しているかどうか
結局は自分が今の状態に満足しているかどうかです。
もし、現状には何の不満もなく「歯車でも生活していけるなら構わない」と考えているならば現状維持で良いと思います。
今回、紹介しているように社会も会社も歯車がいなければ上手く回っていきません。
絶対に必要な存在なんです。
まとめ
今回は「会社の歯車になることはダメなことなのか?その考え方は間違いかも!」について掘り下げていきました。
少し違う考え方もあるということを知ってもらえたと思います。
実際に歯車として生活している人のほうが圧倒的に多いのは事実です。
しかし、歯車になって働いている人の力もあって会社は動いています。
もちろん、歯車が嫌な人は抜け出すべきです。
嫌だと思いながら働いていくことは良いことではありません。
もし、「歯車になっているのは嫌だ」と感じているのであれば行動しましょう。
気持ちに上を目指す力が加われば同じ仕事でも楽しくなります。
転職して新たにスタート切っても良いです。
せっかくの人生ですから、納得できるように働いていきましょう。