仕事

「仕事に飽きた」は悪いことではない。対処法も合わせて紹介します!

「最近仕事に飽きた」と感じることは働いている人であれば誰しもが感じることです。
なかなか毎日新鮮な気持ちで挑める仕事は少ないですし、難しいものです。

では「仕事に飽きた」ということは悪いことのイメージが強いですが、実際はどうでしょうか?

「仕事に飽きる」ということは何か理由があります。
私は「飽きる」という言葉自体を悪いものとは考えていません。

今回は「仕事に飽きた」場合の対処法なども紹介していきますので、参考にしてみてください。

仕事に飽きたということは成長したということ

単純に「飽きた」ということは今以上に覚えることがないということです。
もちろん、覚えなければいけないことや、やらなければいけないことがあるにも関わらず「飽きた」という言葉を使っている場合は論外です。

すべての仕事をこなした上で「飽きた」のであれば、自分が成長して、伸びるべきものがなくなったということです。

まだ自分自身の伸びしろはあるのに、今以上の仕事がなければ飽きて当然ですよね。
つまり、仕事をこなして飽きたのであれば自分が成長したということです。

なぜ仕事に飽きたのか

では、仕事に飽きた原因も見ていきましょう。
原因が分かれば対処法も見えてきますし、「現状のままでいいのかも」という判断もできます。

同じことの繰り返し

仕事には必ずルーティーンワークが存在します。
このルーティーンが占める割合が多ければ多いほど、仕事に対して飽きが出てきてしまいます。

例えば工場での生産業務や倉庫での入出庫業務などは基本的に毎日が同じ動きになるため、一度作業を覚えてしまえば新たに覚えることは少なくなってきます。

こうなってくると、どうしても同じことの繰り返しに飽きてしまいます。

ルーティーンワークとは「同じ仕事を繰り返す」ことです。
毎日、決まった工程、業務内容を繰り返していたり、1日中同じでなくても、朝のメールチェックや夕方の日報など、毎日の作業をルーティーンワークと言います。

新しく覚える仕事がなくなった

仕事は入社して3年目ぐらいまでは覚えることも多く、必死になって取り組んでいることが多いです。

しかし、3年以上勤務していると、ほとんどの仕事は覚えて目新しい仕事はなくなってきます。
そうなってくると、毎日の作業は単調になり、どうしても同じことの繰り返しになってきます。

仕事にやりがいを求めていないのであれば、新しく覚える仕事がないのは楽ですが、仕事にやりがいを求めている場合は飽きてしまいます。

自分で新たな作業を探していない

意外と多いのが「自分で新たな作業を探していない」場合です。
指示されたことだけをやっていれば、仕事に飽きて当然です。

職種にもよりますが、自分で作業を探して動くことで飽きない場合もあります。

 

仕事に飽きる人と飽きない人の違いは、「安定」か「常に動いていたいか」のどちらかです。

「安定」を求める人は生活を安定させたいので仕事も安定したものを望みます。
つまり、仕事内容も安定したものが良いため、「飽き」を感じても優先順位は「安定」になります。

「常に動いていたい」という人は刺激を求めていることが多いので、「飽き」に対して敏感です。
生活は安定させたくても、「仕事がつまらないのは嫌」という感情があれば仕事に飽きてしまい満足できなくなってしまいます。

飽きたときの対処法3つ

仕事に飽きたときの対処法はたくさんありますが、私が提案するのは3つです。
正直、対処法が多くても「全部やってみよう」と思うことは少ないはずです。

また、私が提案する対処法は一時しのぎではなく長期向けです。

少しの飽きであれば、色々と対処方を試せば解決するかもしれませんが、おそらく時間の問題です。
一定の期間が過ぎれば必ず飽きるときがきます。

①一段階、上を目指す

現状の仕事に飽きてしまったということは、新しく覚える仕事がないということですが、あくまで現状の話です。
会社にはそれぞれ役割があり、今の役割で覚えることがなくなっただけで、上の役職に就けば新たな仕事が待っているわけです。

現状の仕事内容に飽きてしまった場合には、一段階、上の役職を目指しましょう。

ほとんどの会社では、一番上まで上り詰めることは不可能に近いため、定年まで上の役職が尽きることはありません。

ずっと上の役職を目指し続ければ飽きることはないはずです。

②仕事以外の時間は完全に休む

家に帰ってからや休日に仕事のことを考えていませんか?
仕事は人生の中でも3分の1を占めるとも言われています。

これはあくまで働いている時間なので、実際に仕事以外の時間に仕事のことを考えていると人生の半分以上は仕事に関わっていることになります。

これだけ仕事のことを考えていると飽きても仕方ないと思います。

仕事をしている時以外、仕事のことは忘れましょう。
家に帰ってから、休日、この時間には仕事のことは完全に忘れて自分の自由な時間を楽しみましょう。

プライベートが充実すれば、仕事は飽きるという感覚ではなく、また次の休みのために頑張れるものです。

③転職する

現在の職場では飽きが改善しないのであれば、転職を視野に入れることをおすすめします。
今の職場環境や仕事自体に飽きてしまい、先が見えないのであれば興味のある職種を探して見てください。

同業種でも別の会社に移れば心境が変化することもありますし、全く関係のない仕事に就くことで新たな気持ちで仕事に望むことができます。

今までに飽きたら転職という形を何度かとってきたのであれば、次の職場でも飽きてしまう可能性が非常に高いです。
そんな場合は次の転職では「本当に一生やりたい仕事なのか」、時間をかけて考えてみてください。

まとめ

「仕事に飽きた」というのは決して悪いことばかりではありません。
自分がまだまだ成長できるのに、今の仕事では上が望めなかったり、成長がストップしてしまうことでも起こるのです。

環境を変えたり、上の役職を目指すことで「飽き」は減らせますし、さらに成長することができます。

みなさんも「飽きた」と感じて現状に満足できないのであれば行動してみましょう。
今よりも成長して仕事を楽しむことで、人生も楽しくなります。