IT業界への転職ってハードルが高く感じませんか？
特に未経験だと、『専門性の高そうな仕事だし、自分には無理かな…』と敬遠してしまいがちだと思います。
実際にはIT業界への転職は未経験でも可能ですが、少し注目すべきポイントもあります。
私も一時期、IT業界へ転職しようと考えて行動したことがあるため、私の実体験も公開していきます。
今回は『IT業界は未経験でも転職できるのか』『IT業界へ転職する方法』の2つを主に解説していきます。
目次(もくじ)
IT業界は未経験でも転職できる！
IT業界にどんなイメージを持っていますか？
『難しそう』『専門性が高い』
このようなイメージは間違っていませんが、IT業界は未経験でも意外と転職は可能です。
エンジニアでも未経験で募集されている求人も多くあります。
多くの企業では入社後の研修があるため、『未経験でも可』としていることがあります。
しかし、実際にはエンジニアなどの専門性が高い職種は未経験よりは経験者のほうが採用率が高いのも確かです。
他には職種にこだわらないのであれば、営業職などは転職しやすかったりもします。
どのIT企業でも営業職は必須なので、『絶対にエンジニアになりたい』などのこだわりがなく『とにかくIT業界に入りたい』と考えているのであれば、営業職が狙い目です。
IT業界でも、どの職種に就きたいのかを明確に
IT業界と言っても、内部の職種は様々です。
IT業界への転職を目指すのであれば、まずは自分がIT業界の中でもどんな職種に就きたくて、どんな仕事がしたいのかを明確にしておきましょう。
ただただ、IT企業の求人を見つけて応募していては、いざ働き出した時に『思っていた仕事内容と違う』ということになりかねません。
ここでは大きく4つの職種に分けて解説していきます。
①エンジニア
ITと聞くとエンジニアを想像する人が多いと思います。
エンジニアにもプログラマー・システムエンジニア・インフラエンジニアの3つに分かれます。
簡単に説明していきます。
プログラマー
ジャンルも様々ですが、基本的には『プログラム言語』を使って、システムを作っていきます。
『こんな動きをさせる』ためにプログラムを書いたり、『動きがおかしい』という時に修正をかけたりします。
エンジニアの中でも最初に学ぶ箇所であるため、未経験からの転職であれば、プログラマーからスタートすることがほとんどです。
システムエンジニア
システムエンジニアはプログラマーの少し上の位置づけだと思ってください。
プログラマーが現場でシステムエンジニアが管理といった形です。
顧客の必要なシステムを明確にして納期や費用の設定、プログラマーへの指示など、仕事内容はプログラマーよりも多岐に渡ります。
インフラエンジニア
『インフラ』という言葉は聞いたことがあると思います。
どんな物事でも基盤が必要で、インフラは基本的に基盤のことだと考えてください。
ITでも基盤は重要で主にサーバーなどの構築や管理、保守を行うことになります。
先ほど紹介した、プログラマーやシステムエンジニアとは少し感じが違っています。
②マーケティング
マーケティングは大きく言うと市場調査のことですが、主に需要のあるサービスの調査や顧客が求めるサービスを探し考える部分です。
さらに、調査だけではなく実際にプロモーションや顧客への提案方法など多岐に渡ります。
マーケティングも経験を求める企業が多いため、転職前にマーケティングに関わったことがあれば転職は有利になります。
③営業
どの職種でも仕事を得るためには営業が必須です。
スタートアップなど、まだ小さい会社では営業やマーケティングを同じ部署で行うこともありますが、規模が大きくなってきている企業では営業だけで部署ができていることがほとんどです。
営業がいなければ仕事自体が受注できませんし、顧客との打ち合わせなどもあるため、かなり重要なポジションです。
企業によっては、もともとエンジニアとして現場で開発をしていた人が営業へ移ることもあります。
エンジニアとしての知識があるほうが顧客との打ち合わせもスムーズに運べるため、意外とエンジニア出身の営業も多くいます。
④事務
どの企業でも、電話対応や総務など事務は必須になってきます。
事務に関してはITの知識も最低限で問題ないため未経験でも転職しやすい部署になります。
エンジニアへの転職は未経験だと難しい
エンジニアは技術を要するポジションなので、未経験となると年齢が重要になってきます。
できれば20代、遅くても30代前半ぐらいが目安です。
30代の中頃以降になってくると、応募すらできないことが多く、企業側も未経験であれば面接すらしないことがほとんどです。
エンジニアは勉強をして技術を磨いていくため、中途採用であればすでにプログラムを触ることができる即戦力を求めています。
未経験となると1から社内で教えていくことになるため、企業側の負担も多くなります。
エンジニアになるのであればできるだけ早い転職と、転職前にも初歩のプログラミングぐらいは勉強しておいたほうが良いです。
未経験からIT業界に転職する方法
自分で転職サイトを利用して求人を探すことがほとんどだとは思いますが、転職エージェントを利用するのが一番の近道です。
転職サイトは膨大な求人数のため、自分にあった求人を見つけるのも一苦労です。
転職エージェントの場合は代わりに求人を探してくれるため、自分に合った求人に出会える可能性が高くなります。
一般的な転職エージェントでもITに強い会社もありますので、まずは転職エージェントに登録しましょう。
エンジニアの勉強と転職活動を同時にする方法
先ほど、転職エージェントを使うべきと解説していきましたが、ここではITの転職に特化したエージェントを紹介します。
GEEK JOB
GEEK JOBは未経験の20代へ向けたIT業界特化型の転職エージェントです。
注目すべきは転職エージェントとして求人を紹介するだけではなく、プログラミングを学べるところです。
一般的な転職エージェントは求人を紹介して終了となりますが、転職活動を支援する前にプログラミングの勉強をすることができるため、転職活動を完全未経験で始めるよりも有利に進めることができます。
全て正社員での紹介
アルバイトや派遣を含めて紹介する転職エージェントもありますが、GEEK JOBでは正社員のみを紹介しています。
また、紹介先の企業も厳選された優良企業ばかりなので安心して任せることができます。
未経験者向けの求人数は500社以上
IT業界の中でもエンジニアは即戦力を求められます。
求人サイトで探しても未経験可の求人に出会える率は極めて低いです。
GEEK JOBでは500社以上の未経験者向け求人を取り扱っているため、採用に繋がる確率も高くなります。
転職成功率は97.8%
かなり高い転職成功率を誇っています。
なぜ、ここまで高い転職成功率になるかは、やはりプログラミングを勉強してから転職活動を行える部分にあります。
自分で求人を探すと未経験の状態での応募になりますが、GEEK JOBでは先にプログラミングを学べるため求人を紹介してもらう時には未経験ではなくなっているということです。
費用は無料
プログラミングを学べるスクールは多くありますが、費用が無料というのはほとんどありません。
さらに、転職エージェントとプログラミングの学習を同時に進められるのは、かなり珍しいです。
無料でプログラミングを学べて、転職の支援もしてもらえるのはIT業界に転職したい人からすれば、選ぶべきサービスです。
一般的な転職エージェントと同じで、企業に人材を紹介することにより紹介料を得るため費用は一切かかりません。
管理人がIT業界へ転職できなかった話
実は私もIT業界へ転職しようと考えていた時期があります。
希望していた職種はエンジニアでしたが、私はITの知識もなく転職活動はかなり困難でした。
10社ほどは応募もしましたが、経験がないため面接まで進めたのは2社で、内定は頂きましたが、未経験スタートということもあり、待遇面が新卒と同じほどだったり、残業代なし、休日は週一など、良い待遇面ではありませんでした。
私の場合は結婚もしていましたので、目先の生活面のこともあり辞退することにしました。
なぜIT業界へ転職したかったのか
私がIT業界へ転職したかった理由は『将来性』です。
ここ10年ほどでもITの進歩は凄まじいものがあります。
オックスフォード大学が公開している『10年以内になくなる仕事』を見たことはありますか？
この内容は私にとって衝撃的なものでした。
これはITの進歩に伴い、人間ではなくても機会やコンピューターができる仕事が増えてくるため、作業的なものや単純作業などは人がやる必要がなくなるからです。
この『10年以内になくなる仕事』を見た時にかなりの危機感を覚えました。
実際には今のペースでITやAIが進歩を続ければ10年以内よりも早い段階で、コンピューターが人に代わる時代はやってくると思います。
私はIT業界でエンジニアの技術を身につければ、将来も少しは安心できると考えIT業界への転職を目指しました。
待遇面でも不安がないなら挑戦するべき
あなたが、どうしてもIT業界に入りたいという気持ちがあるなら、多少は待遇面が悪くても挑戦するべきです。
考えてみてください。
エンジニアなどの技術を要する職種であれば、会社が未経験者を中途採用する必要はありません。
1から技術を教えなければいけませんし、教えるのであれば新卒の若手を育てるほうが、会社には利益があります。
そんな中で、中途で採用してくれるというのは、かなりありがたいことです。
いくら月給が安くても、給与をもらいながら勉強することができます。
本来であれば、エンジニアになるために自分でスクールを探して、お金と時間を使い勉強していく必要があります。
そう考えれば待遇面が多少悪くてもやってみる価値は十分にあります。
まとめ
IT業界への転職は未経験でも可能です。
しかし、年齢や経験など、転職を有利に進めるための条件もあります。
IT業界という広い枠で見るのであれば、営業職や事務職など経験が特に必要のない職種もあります。
『エンジニアになりたい』というのであれば、未経験可の求人に応募するか、転職活動前に少しでもプログラミングの勉強をしておけば有利に転職活動を進めることができます。
私がIT業界への転職活動をしていたころは『GEEK JOB』のようなサービスも知らず、ただ転職サイトでIT業界のエンジニア職を探しているだけでした。
転職活動をしている時に『GEEK JOBなどのITに特化した転職支援サービスに出会っていれば…』と感じます。
みなさんも本気でIT業界への転職を考えるのであれば、転職エージェントやGEEK JOBのような転職活動とプログラミングの勉強を同時にできるサービスを利用してみてください。
