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履歴書で特技の書き方に迷っていませんか?手書きとPCどちらがいいの?

履歴書は特技欄など意外と書くことに悩む内容も含まれています。
一見すると「書いても書かなくても変わらないんじゃない?」と思われてしまいがちですが、実際には重要視している面接官は多くいます。

面接は短い時間のため、受ける側はいかに良く見てもらうかが重要になるのは分かると思います。
しかし、短時間で相手を見るのは面接官も同じことで、応募者側の特徴や自分の会社にとって必要かどうかを判断しなくてはいけません。

そうなると履歴書である程度、どのような人物なのかを見極める必要が出てきます。

今回は「特技欄の書き方」と「手書きとPCを使った履歴書」はどちらがいいのかも説明していきます。

どうしても特技欄を埋められなかったり履歴書の作成に手書きとPCで迷っている人は参考にしてみてください。

特技欄は絶対に書く

意外と飛ばしてしまいがちな特技欄ですが、重要な要素があるため確実に記入するようにしましょう。

ここでは特技欄を書いたほうが良い理由を説明していきます。

性格が見える

特技は大体の人が今までに経験してきた内容になります。
面接官からすれば、応募者の性格がなんとなく見える部分です。

どんなことを得意としているのかは、仕事に関わると考えれることと、どんな性格で会社に合っているのかを判断する材料になるのです。

面接時の話題になる

例えばスポーツや趣味など、面接官も同じ経験があれば自然と話題になります。
話題になって話が盛り上がれば、採用される確率も上がってきます。

面接官も人ですから、ただ仕事ができそうであれば良いとは思っておらず、「職場で上手く馴染めるのか」「反抗的ではないか」などの人間性も注視しています。
面接官との距離を近づけるためにも特技欄は必ず記入しましょう。

特技欄に書いて印象の良い内容

特技欄は何を書いても好印象というわけにはいきません。
芸能オーディションなどであれば「変顔」や「モノマネ」でも通りますが、一般企業に勤めるとなると、あまり的外れなことは書かないほうが良いです。

特技欄で好印象や話題作りに良い内容を紹介します。

スポーツ経験

スポーツ経験があると、社会でも役にたつと考えている上層部の人はかなり多いです。
例えば面接官が野球経験者だったりすると、応募者でスポーツ経験があったり、現在でも趣味でスポーツをしている人のほうが印象が良くなります。

これは学生時代にスポーツをしてきた人は「上下関係がしっかり身体に染み付いている」と考える人が多いからです。

部活では「挨拶を大きい声でしっかりする」「規律を守る」といった社会で必要になることが多いため、面接官がスポーツ経験者の場合は良い印象を与えることになります。

コミュニケーション能力

コミュニケーションの必要がない会社はほぼありません。
1人でもくもくと作業を進める仕事でも進捗状況や同僚との連携など多少のコミュニケーションは必要になってきます。

ただ「コミュニケーション能力が高い」と書くだけではなく、今までの経験を含めて書く方が分かりやすくなりますし、好印象を与えることができます。

例えば、「以前の会社では同僚とコミュニケーションを取りながら仕事を円滑に進められていた」など具体的な内容を入れるようにしましょう。
特に書類選考がある場合には直接説明ができないため、面接官が文面だけで想像できるような内容にすることです。

PCに詳しい

PCを使う仕事が多い場合は特に有利になる内容です。
最近では現場作業でも事務所でPC入力が必要であったりと、社会人としてある種の必須項目になってきています。

たとえば趣味でPCを使っているだけでも会社からの評価は高くなります。
会社側としても、現場作業の間はPCを使う機会が少なくても、役職に就けば必ずと言っていいほど必要なスキルになってきます。

1から教えるよりは最初から得意な人を採用するほうが会社としても楽なのです。

履歴書に書く場合には「PCが得意です」というような単純すぎる内容ではなく「Exelが得意で関数も得意」といったように具体的にPCを使って何ができるのかを明記しましょう。

特技が思いつかない場合のコツ

「特技が思いつかない…」とても多くの人が悩んでいる部分だと思います。
ここで悩んでしまうと「適当でいいか」「書かなくてもいいか」と考えてしまう人も多いです。
私も思い浮かばなくて、かなり長い時間、悩んでいたことがあります。

「実際に特技なんてないし…」という声も聞こえてきそうですが、結局は発想の転換なので、特技を探し出すコツを紹介していきます。

とにかく書き出す

自分が今までしてきたことを箇条書きにしてみてください。
学生時代でも社会人になってからのことでも何でも構いません。

その中で何かスポーツに関係することであったり、趣味に近いものが出てくることがあります。
自分では理解していなかっただけで特技として書けることが出てくるかもしれません。

第三者に見てもらう

自分だけで考えていると特技は見つかりにくいものですが、第三者から見れば「これ得意だよね?」といったように自分では気づいていない特技があったりします。

家族や友達、知り合いなど誰かに聞いたり、先ほどの箇条書きにした内容を見てもらってください。

手書きとPC作成はどちらが良いのか?

これは「応募する企業によって使い分ける」ということが重要になります。
応募する際に履歴書のフォーマットについて明記している企業は少ないです。

ほとんどの企業が履歴書の作成方法に決まりはつけておらず、「履歴書と職務経歴書が必要」といったように「必要なもの」だけを記載しています。

つまり、「履歴書は手書きでご提出ください」などの記載がなければ手書きでもPC作成でも構わないということになります。

しかし、日本では「手書きのほうが誠意が伝わる」という認識がまだまだ強いため、履歴書の作成時には悩んでしまうのだと思います。

少し細かく説明していきます。

良い印象を与えるのは手書き

結局は手書きのほうが無難と言えます。
企業側もベンチャーなどでなければ、面接官も年齢層が高いほうです。

自分たちの時代は手書きが主流だったために、「PCでの作成は論外」と考える人が多いです。
特に手書きだと、その人の人柄も現れます。
「丁寧に書いている」「適当に書いている」というのは文字を見ただけで分かるものです。

これは、字が綺麗、汚いということではなく「真剣に書いているかどうか」は見た人には伝わります。

IT系の企業ならPCで作成

IT系など仕事でPCを使う職種であればPC作成のほうが良いです。
これは印象という部分ではなく、「PCを問題なく使える人」と見せるためです。

もちろん手書きでも問題はありませんが、IT系であれば面接の先にある「仕事ができる」という部分を見せることができます。

気にするなら手書きが確実

もし、あなたが「PCで作成して落ちたらどうしよう…」と悩むのであれば迷わず「手書き」を選択してください。

手書きは大変ですし面倒です。
しかし、採用されなかった時に「手書きじゃなかったから落ちたのかも…」と考えるようであれば、どれだけ大変で面倒でも手書きにしましょう。

悩んでいると次の企業への応募も消極的になってしまいます。
悩みの種はとことんなくして進み続けましょう。

まとめ

履歴書の書き方は意外と迷うことが多く、省いてしまいたくなることもあります。
しかし、特技欄などは思っているよりも重要な役割をもっていることが分かってもらえたと思います。

自分にとっても面接官にとっても重要な部分です。
特に転職の場合は新卒よりも社会人としても経験を積んできているわけですから、特技として書けることが増えているのが望ましいです。

「これは特技でいいのかな?」と思うことでも変換すれば特技になり得ます。
今回の記事を参考に履歴書を完璧な状態に近づけてみてください。